しあん様5/14までお取り置き 朱色のキャシテライト❤️0.976Ct
¥50,000 税込
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まるでメラメラと燃える炎のような、情熱的なお色のキャシテライトさんです。
キャシテライトさんは、普通は黒っぽい茶色のお石さんで、錫の原料として使われています。
日本語の名前も「錫石」ですもんね。
キャシテライトさんは、ファイアも見えるお石さんとして知られていますが、この子もファイアは少し見えます♫
モアサナイトみたいなギラギラではありませんけどね。
何しろ、通常は工業用の鉱石なので、宝石用にカットされるものはほんとに一握りの質の良いものです。
たまに工業用?みたいな質のファセットも見かけますが、ファセットにされる事自体が珍しいお石さんの一つですよね。
その中でもこの子のように美しい赤やオレンジの子はさらに珍しくなります。
一見、単色に見える子ですが、横と裏から見ると、実はぼんやりとしたバイカラーにストライプが走っているのが見えて、いろんな角度から眺め倒したくなる個性を持ち合わせているんですよ❤️
アンデルセンの作品に、「錫の兵隊」というお話があるのはご存知でしょうか。
片足しかない錫の兵隊さんのお話です。
兵隊は、紙で出来た踊り子に恋をするも、小鬼の意地悪で窓から庭に落とされてしまいます。
その後兵隊は、子供に水路に流され、魚に食べられ、その魚が市場で売られ、その兵隊がいたお屋敷の人が買って捌いたら、中から兵隊が出てきたので珍しがり、無事に元いた部屋へ戻ってくるのです。
そこで兵隊は、想いを寄せていた踊り子と再会し、お互い無言で見つめ合います。
ところが、部屋にいた子供が兵隊を暖炉に投げ込んでしまいました。
すると紙の踊り子が風で飛ばされて、火の中の兵隊の元にやってきて、二人は一緒に燃えてしまうのです。
次の日の朝、使用人が暖炉を掃除したら、灰の中からハート型に溶けて固まった錫を見つけた。
というお話です。
悲しさの中にも「これで良かったのかもしれない」と思わせる奇跡が描かれ、小さなスプーンですくったお砂糖がほんの少し入った紅茶のような、ほろ苦い余韻が残るお話ですね。
実際、この錫の兵隊の挿絵では、兵隊は赤いジャケットを着ている事が多く、私には、この真っ赤な炎のように煌めくキャシテライトさんと、暖炉の中で踊り子と共に溶けていった錫の兵隊が重なって見えるのです。
こっそり写真の最後に、挿絵を載せました。
アンデルセンの描いた、美しい悲恋の世界感。
その奇跡の物語を、ぜひお手元でお楽しみ頂ければと思います。
動画はこちらです↓
https://www.instagram.com/reel/C6NsAFTy3mf/?igsh=YWl4dDU5azE1Zmc0
キャシテライト/カシテライト
中華人民共和国、ユンナン出身
ソ付き
サイズはソーティングをご覧ください。
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